- ちんきん
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ちんきん【沈金】蒔絵(マキエ)の技法の一。 中国で鎗金(ソウキン)という。 室町時代に伝来。 漆面に毛彫りで文様を彫り付け, そこに金箔・金粉を埋め込む技法, また, そのように作られたもの。 現在, 輪島や川連(カワツラ)などで行われている。 金箔の代わりに銀を用いたものを沈銀(チンギン), 黒漆を用いたものを沈黒(チンコク)という。 沈金彫り。 沈金塗り。→ 鎗金IIちんきん【賃金】(1)賃貸借の場合に, 借り手が払う金銭。(2)「ちんぎん(賃金・賃銀)」に同じ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.